CR-Z 前期型 その魅力
市場では中期型から評価がグッと上がるCR-Zですが、コスパを考えると前期型も買いです。
【燃費性能】
燃費性能ですが、考え方によっては変わりません。
前期型と中期型ではトルクや出力に差があるので加速性能には正直大きな違いがあります。
ある距離までの到達時間は中期型に軍配がありますが、走った距離の燃料の消費量には差がないと言われています。到達時間という概念を燃費性能に加えないのであれば変わりません。
燃費:14〜22km/l ※期待値として26km/lまではありそうです
【加速性能】
プラススポーツボタンを押した中期型CR-Zは凄まじいですが、公道での使用は正直怖いぐらいです。私が実際に前期型と中期型を乗り比べての印象ですが、前期型で十分です。1.5L i-VTECエンジンとHonda IMAシステムの相性はよくトルクフルでストレスフリーです。DOHCではなくあえてSOHC型のエンジンを採用している点も低回転で十分なトルクを稼いでいることに一役買っているのではないかと予測できます。単なるコスト削減ではなく、エンジン低重量化とモーターの特性、日本の道路事情にマッチした最適なチョイスかと存じます。
何度もお伝えしますが、前期型でも十分速いです!!
【トラブル】
前期型と中期型の大きな違いは搭載されている内蔵バッテリの種類が異なる点です。
前期型:ニッケル水素バッテリ
中期型:リチウムイオンバッテリ
ネット上では前期型のバッテリやコンバータの故障が言われていますが、10万km、20万km走ってもノントラブルの車両も多くありますのでそこまで警戒しなくても良いと思います。
耐久性はどちらのバッテリーもあまり変わらないそうです。
【最後に】
正直なところCR-Zには全く興味がありませんでした。ハイブリット、低排気量、ハッチバック、ノンターボ、低燃費、どれもこれも若かった過去の自分には『CR-Z=スポーツカー』という位置付けに違和感しかなく食わず嫌いならぬ乗らず嫌いでした。
乗ってびっくりこんなに良い車は他にありません。
1.5リッターのi-vtecエンジンはモーターで武装され、スーパーチャージャーさながら走りとパッケージです。軽くてハンドリングもよく、よく止まり、0〜10mの走り出しについて来れる車はそうそういないでしょう。止まって走ってを繰り返す道路幅の狭い日本の道路事情にハマる最高のスポーツカーです。
【在庫車のご紹介】
年式:2010年3月(平成22年3月)
走行距離:135,844km
グレード:α
シフト:AT
修復歴:なし
チューニング:無限エアロ、マフラー、Rスポイラー、HKSハイパーマックス車高調
備考:純正HDDナビ、バックカメラ、社外ドラレコ、ETC、アルミホイール
外装:非常に綺麗
内装:概ね綺麗
機関:良好
コメント:ボンネットがカーボン調のシール素材に覆われています。ホライゾンターコイズパールとの相性が良い意匠かと思います。
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