セリカ GT-FOUR 入庫しました!!
WRCホモロゲーションとして販売された名車です。
フルタイム4WDにヤマハが開発したツインカムターボ3S-GTEエンジンを搭載、最高出力は255psを発生します。
個人的には現状でも満足な仕様です。
ラリーレプリカにカスタムしやすいスーパーホワイトⅡ、OZレーシングのホワイトカラー5本スポークアルミホイールはこの車両によく似合っています。
贅沢を言うならspeedlineのホワイト5本スポークアルミか8本スポークアルミを装備して、RECAROシートを2脚入れ、MICHELIN(ミシュラン)のハイグリップタイヤを装備してグループA仕様にしたいです。(個人的な趣味です)
お金をかけないならspeedlineのセンターキャップを取り付けて、ミシュランタイヤを履いてミシュランのエンブレムと社名をホワイト塗装するだけでそれっぽくなります。(個人的な趣味です)
WRCのラリーを転戦する事が想定された車両設計がなされているだけあって非常に丈夫な車です。
トラブルも少なく維持費もそれほどかかるイメージが無い車両です。
【あえてトラブルを挙げるとすると】
・経年劣化によるラジエータからの水漏れ
純正のラジエータを手に入れるのは難しいです。(高額です)
純正のラジエータに交換する必要はありません、安価な社外品があります。
ターボエンジンです、エンジンの冷却は非常に大事!!
・ハブベアリングのガタ
年式からすると仕方のない修理、ベアリングを交換すればOKです。
ハブベアリングは消耗部品です。
早期発見のため半年ごとの定期点検をお勧めします。
車両をリフトでジャッキアップしてタイヤを左右上下に揺さぶりガタを確認します。
・エアコンが効かない
・・・これは最悪です。
自分たちのお客様に納車した車両には起こってほしくないトラブルです。
横置きターボエンジンの宿命からか、補器類が冷えにくいエンジン構造となっていることに起因しているのではないかなと思います。大体コンプレッサー交換で直ります。
・マフラーから白煙が出る
ヘッドカバーに取り付けられているPCVバルブの損傷により、燃焼室内にエンジンオイルが大量に入り込みマフラーから白煙が出ます。エアフィルターに少しでもオイルが付着していたらPCVバルブの損傷を疑った方が良いです。完全に欠損した場合、バルブロッカーカバー内にPCVバルブの内部部品が脱落し最悪の場合エンジンがブローします。
この部品は壊れる前に交換することが定石です。
部品自体は高額なものではないので、車検毎にでも交換しましょう。
お問い合わせお待ち致しております。