世界で最も美しい車※筆者の私見【FD3S】

1991年10月〜2003年4月の期間にマツダが製造販売していたスポーツカーです。

RX-7は世界唯一のロータリーエンジン搭載量産車であり、車体の軽量とエンジンの高出力化を図るなど、「ピュア・スポーツ」をコンセプトに掲げるマツダの象徴的な車両として開発されました。

徹底した軽量化がなされており、足回りや部分的なボディ、シャシー、ハブベアリングに至るまでふんだんにアルミ素材が使われています。にも関わらず高出力なエンジン特性を持っていることもあり初期に生産された1型は落ち着きの無いジオメトリーを有しています。
1型純正での急加速、急ブレーキは控えましょう!

1型〜6型までのモデルがあり、しっかり進化しています。
チューニングするなら1型〜3型がおすすめで、純正を大事にされたいなら4型後期〜6型のモデルがおすすめです。

どうしてこんなに美しいのでしょうか。
私見ですが、
・コンパクトなエンジンとエンジンメンバーの形状によって可能な低く薄いボンネット形状
・ロングノーズ、低車高
・サッシュドアの採用により薄い外装のピラー面積、低いルーフ形状
運転者の居住性や荷物の積載を捨てて全てをデザインと走行性能に全振りしたイメージです。

当時、意匠や走行性能に文句を言うユーザーや評論家は少なかったですが、内装の素材や軋み、軽量化の代償であるシャシー剛性の弱さと足回りのフワフワした特性には酷評な方もいらっしゃいます。
確かにジオメトリー的に優れている車両だとはお世辞にも言えない感じはあります。
パワーに対してシャシー剛性や足回りの完成度が低いように感じます。
4輪が4輪ともペラペラしていて路面を別々に捉えているというか、別々の事を考えているようなイメージです。

ギリギリ量産車、競技車両に限りなく近い量産車、ほぼほぼ競技車両のような車です。
維持費がかかる、壊れる、燃費が悪すぎる、狭いというデメリットは全てのユーザーが分かってはいるのですが、分かってはいるんですけど、溢れ出る悪魔的な魅力に年収を捧げてしまう方のお気持ちは凄く共感出来るし羨ましい、かっこいいなと思います。

フェラーリやアヴェンタドールを公道で見かけると目で追っちゃいますし、金持ちはええなぁ〜と思うのですが、もしFDにその時乗っていたら、羨ましいなとは思わないでしょうね。
FDの方が魅力的で尊い存在だからです。※私見

【在庫車のご紹介】
年式:平成11年(1999年)
走行距離:61,000km
シフト:5速MT
修復歴:なし
チューニング:マツダスピード/マフラー
装備:純正ビルシュタインショックアブソーバ 純正ナルディハンドル 

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