トータルバランスが高いと思います。【GDB のE型】

2004(平成16)年6月~2005(平成17)年5月の1年間SUBARUが開発販売していたGDBのE型です。

見た目はC~D型と変わらないですが、中身は大幅な改良が加えられています。

①Rクォーターにカッコ良いオーバーフェンダーが追加され見た目もさることながら、ホイールハウス内にゆとりができた分、懐が広がりホイールのリムハブが8インチに大型化され、タイヤサイズも235/45/17にインチアップされています。

②最大トルクは40.2kg-m→42.0kg-mに向上されています。
※もしかしたらトルクアップはスペックCだけだったかもしれません(知識不足で申し訳ありません)

③最大のポイントはPCDが100→114.3に変更された点です
弱点であったハブベアリングのガタが出にくくなりハブが大きくなった分だけ懐が深くなり走行性能に与えるポジティブな影響は大きいものがあります。
構造的に考えると最小回り半径も短くなっているかと思います。
ホイールの選択肢も爆発的に増えました。

④フロントデフにヘリカルLSDが採用された事により不評だった縦揺れ(振動)が劇的に改善され、よりストリート走行が意識されたマイルドな仕上がりになっています

⑤インタークーラーへの吸気ダクトが心なしか大きくなっています

筆者は機動戦士ガンダムの一年戦争辺りのファンなのですが、この車をジオンのMS(モビルスーツ)に例えるならザク高機動型ですね。見た目はザクですけど中身はゲルググみたいな・・・。
見た目は涙目のGDBですが、中身は鷹目のGDBということが伝えたいのですが、分かりにくですね。

良い意味で乗りやすい車にしっかりアップグレードされています。
スポーツカーの中では比較的広い室内環境なので子育てもGDBで継続させることを検討される方もいらっしゃいますが、A~D型は縦揺れがひどいので正直赤ちゃんには耐えられない振動があります。
首がイカれてしまいます。
その点、E型はかなりマイルドになっているので何とかなるかなと思われます。(おすすめは出来かねます)

デメリットというか、弱点として排熱処理が苦手なので炎天下アイドリングでしばらく放置するだけでオーバーヒートの危険性が少しあります。ウォータースプレーは必ず【AUTO】設定にしておきましょう。
故にチューニングするならまずは大型のラジエータかなと考えています。
メリットはたくさんあるのですが、特に筆者が注目しているのが中古車に良質な個体が多いという傾向がある点です。そもそもスポーツカーに乗られる方々はお車への愛情が深い傾向にありますので、良好な状態である可能性も高いのですが、特にインプレッサWRXSTiのユーザー様はオイル管理などを徹底されているオーナー様が多いように感じます。そういった意味でもインプの選択は良いと思います。

誰が乗っても早い!!2リッター・ターボ・4WD・軽量をバランスよく併せ持つ最強の車両です。
上記のパッケージは長らく他メーカーでも見られるパッケージでして、かなりバランスが良いのだと思われます。ランサーと比べられますが、ストリートならインプの方が扱いやすいです。
筆者はエボ大好きですが、何せ小回りが効かないので狭い道でUターンできないんですよね。
日本の道路事情にはインプの方が適性が高いです。