お手軽ミッドシップOPスポーツカー

1999/10~2007/7の期間にトヨタ自動車が販売していたライトウェイトミッドシップオープンスポーツカーです。
(製造はセントラル自動車が担当)

総生産台数は77,840台と他のライバル車種に比べて少ない結果に終わりました。
当時スポーツカーの人気が低迷していた事とOP2シーターという特殊な設定も大きな要因かと思われます。

ミッドシップのオープン2シータースポーツの新車を200万円前後で買えたというのが一番の驚きで当時の人たちを羨ましく思います。今だったら絶対に無理です。もし出たら即買いします。

徹底した軽量化が行われており、車両重量は1000kgを下回る970kg(後期型は1020kg)エンジンを後方に配置しR駆動のMR(ミッドシップ)が採用されています。そのため重量配分が42:58と随分後ろ寄りの設計になっています。

MR-Sの武器は軽量であるが故の軽快なハンドリングとレスポンスの良さ応答性の良さにあり重量級のGT-Rやスープラ、Zなどとは違う走らせる楽しさを感じられる車です。

『軽い』は最強です。ノーマルの状態でもかなり早く、2000ccクラスのNAでMR-SについていけるのS2000くらいでしょう。

重量配分が特殊なので足回りを車高調などに交換する際は注意が必要です。車高、減衰力、アライメントがバッチリキマれば本当に乗りやすくなりますし楽しいですが下手に交換すればただのデチューンです。Rエンジンということもあり排熱に課題が残る設計です。冷却関連には注意しながら乗りましょう。

前期型はトラブルがあり壊れるイメージをお持ちの方も多いと思いますが大体多いのがO2センサーの故障とエキマニ割れです。排熱に課題があります。

エンジンがブローしやすいというのもありますが、これも排熱処理が不得意だからです。
オイルクーラーの取り付けとラジエータの大型化などで解決できます。

後期型はそういったトラブルも少なく、剛性も強化され良い仕上がりなのですが、重い。
MR-Sの武器は『軽さ』です。唯一の武器ですしそれが最強なんですが、そこを潰してしまうと何の取り柄も無くなってしまいます。尖った設計思想が魅力なのにそこだけが残念です。

後期型はトラブルも改善されているということもあり人気で非常に高額で取引されています。私のおすすめは前期型を購入してチューニングする事です。

【在庫車の紹介①】
年式:2002年(平成14年)1月
走行距離:128,679km
グレード:Sエディション
シフト:5速MT
チューニング:純正ヘリカルLSD/フルエアロ
備考:前期型
修復歴:あり(フロントインナーパネル歪み) ※軽度です

【カーセンサー】
カーセンサーに掲載しています

【在庫車の紹介②】
年式:2002年(平成14年)1月
走行距離:92,558km
グレード:Sエディション
シフト:5速MT
チューニング:ハードトップ/テイン車高調/社外エキマニ/マフラー/ワークエモーションF16インチR17インチアルミ
備考:前期型
修復歴:あり(フロント右インナーパネル歪み) ※軽度です

【カーセンサー】
カーセンサーに掲載しています

【グーネット】
グーネットに掲載しています

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